自動車購入コンサルタントが教えるお買い得中古車

15台以上の車を乗り継いだ、自動車メーカー所属のコンサルタントがお買い得な中古車をご紹介します。

レクサス車を中古で購入しても平気なの?!

日本の高級車「LEXUS

Lexus LF-LC Concept Hybrid
レクサスといえば、日本の高級車メーカー
とは言うものの、実際の開発や販売もトヨタ自動車が行っています。
要するに、トヨタのもう一つのブランドということです。
レクサス(LEXUS)には一つ一つの文字に意味があり、高級を意味する「ラグジュアリー(Luxury)」と「法と基準」を意味するラテン語「レックス(Lex)」の合成語で、「ラグジュアリーの基準」という意味を込めています。

レクサス車は下記の5つのコンセプトを元に、全ての車種が開発されています。

  • Impressive(印象的)- 車種ごとの個性がありながらブランドとしてのトータルイメージを持つ。
  • Dynamic(動的)- 乗って楽しいものを創る。
  • Elegant(優雅)- 見た目だけではなく乗る人の動線も含めたすべてがElegantになる。
  • Advanced(先進)- 他ブランドに先駆けて最先端である。
  • Lasting(普遍的価値)- 永続性のあるもの。


今回はそんな日本生まれの高級車、レクサスを中古で購入するメリットについてお話します。

この記事の要点

・中古のレクサスを買うなら、1世代前の過走行車がオススメ!

・中古のレクサスの違いはディーラーでの対応とオーナーズデスク利用の可否

・レクサスブランドとは「スピンドルグリル」である!

・走りはトヨタ車に毛が生えたレベルだけどレクサスにはブランドがある

中古のレクサス買い方はこれだ!

中古のレクサスを購入する場合は、ずばり「新車販売から7〜8年経過した1世代前の過走行車」を購入しましょう!
この買い方、実は以前に紹介した中古ベンツの買い方と同じなんですね!

レクサス車の新車オーナーの多くは、法人オーナーになります。
その割合はベンツほどではありませんが、LSクラスになると7割は法人オーナーになると言われています。

法人オーナーは新車購入から6年経つと税制の優遇高価がなくなるため、個人オーナーに切り替えます。
そして、個人オーナーは6年経った車を乗り継ぎ、7年目の車検を機に乗り換えるというパターンです。
そのため、中古の高級車は8年目になると市場に大量に流れ始め、機関に問題がなくても価格が下落するというカラクリです。

また、この8年目の値下がりを後押しするように高級車のライフスパンは、通常6〜8年で設定されています。
つまり、8年落ちの車を購入しようとすると、必然的に1世代前の車になるんです。
新型が出る→ちょうど今持っている車の車検が7年目になる→手放す→8年目の高級車が暴落という流れです。

dark matter

中古でレクサスを購入することによる違い

中古でレクサスを購入する場合、2つのパターンがあります。

①レクサス認定中古車(CPO)
②街の中古車屋さんで購入する(非CPO)

この2つには大きな違いがあります。
詳しく説明していきます。

①レクサス認定中古車(CPO)とは

レクサスは自社のお客様から乗り換えなどで手放された車の中から、修復歴なし、低走行の車を保証を付けて「レクサス認定中古車」として販売しています。
その価格は市場価格の+100万円ほど!
例えば200万円で取引されているような中古車の場合、300万円ほどで保証を付けて販売するというスタイルです。
その代わり、傷一つないほぼ新車のような見た目はさすがはディーラーのお仕事

②街の中古車屋さんで購入する場合

レクサスを中古で購入するもう一つの方法が、一般の中古車屋さんで購入する場合。
通常の車の場合、認定中古車と一般中古車屋で購入しても同じ「中古車」としての扱いに差はないのですが、レクサス車の場合は違うんです!
具体的には「ディーラーでの対応」と、「保証期間」と、「オーナーズデスクの使用可否」が異なります。
次項以降で詳しく解説していきますね。

認定中古車で購入すると何が良いことあるの?

①ディーラーでの対応の違い

レクサスを新車で買わなかった場合、そして認定中古車で購入しなかった場合、ディーラーでの対応が異なります。
具体的には、レクサス車は新車・認定中古車で購入するとディーラーでの洗車が無料になり、ディラーの奥にあるオーナーズラウンジというラウンジに案内され、そこでコーヒーやお茶菓子を嗜むことができます。
場合によっては、ケーキが出ることもあるようです・・・羨ましいですね。
オーナーズラウンジについては、下記の動画を御覧ください。

しかし、街の中古車屋さんで購入した場合はラウンジには入れず、一般の自動車ディーラーと同じように、ショールームの席にて待つことになります。
また、洗車などのサービスも有料となります。

②オーナーズデスクが使用できる

「オーナーズデスク」というサービスが使えるのは新車購入のレクサスと、認定中古車(CPO)だけです
オーナーズデスクとは、専用コールセンターによる24時間の電話対応により、ホテルやレストランの予約から車に関する問い合わせやJAFの手配まで、車に乗っていれば関わるようなサービスを全てサポートしてくれます。
良いクレジットカードなどについている、「コンシェルジュサービス」のようなものですね。
メーカー純正のナビに「G-Link」という項目があり、そこをタッチしてから話しかけると、サポートデスクの人に繋がり、話しながら予約等がとれるというものになります。


具体的には、「ナビゲーションの目的地設定」「道路交通情報の案内」「天気予報・ニュースの配信」「ホテル・レストランの紹介や予約」「国内航空券の予約」「レンタカーの予約取次ぎ」「レクサス者に関する問い合わせ」「販売店への連絡」「JAFの手配」「保険会社への取次ぎ」「家族などへの伝言」「宿泊・交通手段の確保」「診療機関の案内」等です。

③2年間、走行距離無制限で保証書に記載の無料修理

レクサス車は新車で購入すると、5年間10万キロの保証を付けて販売しています。
この期間であれば、どのような不具合でもメーカーの設計や過失によって生じている不具合を、無償で修理してくれるというサービスになります。
認定中古車にもこのサービスはあり、2年間走行距離無制限で保証書に記載の無料修理を約束しています。
認定中古車には、走行距離の制限がないんですね(笑)
1年間に3万キロ以上走行される方は、むしろ認定中古車で車を購入したほうがお得かもしれません。

トヨタ車の場合は、一般保証と呼ばれるエンジンやトランスミッションについては同じく5年10万キロ保証ですが、パワーウィンドウやナビシステムなどは3年6万キロの保証となります。
そう考えると、実際はトヨタ車もレクサス車も、あまり大きな保証期間の差はないように感じます。

レクサス車=スピンドルグリルという認識

最近のレクサス車は全ての車種でスピンドルグリルを採用しています。
Lexus RCF
スピンドルグリルというのは、このような台座型の大きなグリルのこと。
BMWのキドニーグリル(ブタ鼻)、ベンツのスリーポインテッドスターを強調したグリル、アウディのシングルフレームグリルのように、ブランドを前面に象徴するためのデザインです。
レクサス車も2012年に発売されたレクサスGSより採用されており、国内外において好評です。
だからこそ、レクサス=スピンドルグリルという認識が広まり、スピンドルグリルが採用されていないレクサス車は走行距離や状態に関わらず、値下がりしてしまっています

しかし!だからこそ、中古で買う場合はスピンドルグリルではないレクサス車がオススメなんです!

実際の走りはトヨタ

では、レクサス車ってそんなに違うのでしょうか?
開発を行っているのはトヨタ、設計を行っているのはトヨタ、製造を行っているのはトヨタ
・・・あれ?これってトヨタ車ですよね。
そうなんです、実際はトヨタ車なんです
そしてトヨタ車は世界で一番壊れない車として有名なメーカー。
トヨタ車の保証を更に良くしてレクサス車として販売しても、もともとトヨタ車で5年10万キロ程度で壊れる車はありませんから保証はほとんど必要ないでしょう。

だからこそ、保証なし・・・その変わり激安な街の中古車屋さんで購入するのがおすすめです。

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※2017年6月7日現在の情報

はい出ました、100万以下、8年落ちレクサスです。
新車価格1100万円が年間約100万円落ちて、現在では乗り出し120万程度で乗れるでしょう。
品質に関してはトヨタ車以上のため、タイヤやブレーキパッドなどの消耗品の交換のみで乗れます。
例えば4年乗ったとしても、買い取り価格は最低でも20万円はつくと予想されるため、実際は年間20万円程度のコスト(車体費用)で乗れてしまう事となります。

以前にもお話しましたが、各社のフラッグシップモデルはメーカーの意地をかけて開発しているため、ISやGSとLSには大きく品質・性能が異なります。
レクサスに乗るなら、やっぱりLSがおすすめです。

しかし、同年式のLS認定中古車となると、中古価格は500万円〜ほど。
ほら、レクサス車は街の自動車屋さんで購入したほうが得なんですよ!

まとめ 〜レクサスは認定中古車で買わないほうがお得〜

レクサスを新車・認定中古車以外で購入する場合の違いは、ディーラーでオーナーズラウンジに入れないことと、オーナーズデスクが使用できないこと、保証が短いことぐらいなんですね。
私の周りのレクサス車オーナーは壊れたという話は聞きませんし、オーナーズデスクを利用したという方も聞きません(笑)
ディーラーにいくのも半年に1回ぐらいであれば、その時ぐらいラウンジに行けないことを我慢すれば、普通にメンテナンスはしてもらえます。

レクサスはこのような差異を同じ中古車でも設けているからこそ、街の中古車屋で購入する中古車は更に値下がり傾向にあるんです。

ベンツもいいけれど、壊れると怖いな・・・けれどいい車に乗りたいな!という方はレクサスがオススメです。
実際、ベンツやBMW、の各社の高級車を乗り継いできたオーナーさんも、壊れないからという理由でレクサスを乗っている方が沢山います。
実は、壊れなくて安心な車に乗りたいと思っている20代〜30代の男性にこそオススメしたいブランドです。
Lexus GS450h F-sport 2012