自動車購入コンサルタントが教えるお買い得中古車

15台以上の車を乗り継いだ、自動車メーカー所属のコンサルタントがお買い得な中古車をご紹介します。

乗り出し50万円から選ぶ、素敵な中古車ライフ②

厳選!乗り出し50万円車!

Riley Brooklands 1930  
前回の「乗り出し50万円から選ぶ、素敵な中古車ライフ①」では、軽自動車と普通自動車(コンパクトカー)の比較を行いました。
軽自動車と普通自動車(コンパクトカー)の年間維持費の差は、81000円でしたね。
「10万円も変わらないならもっと面白い車に乗りたいな」という方に向けた、お買い得車をご紹介します。
コスパの高い車を購入希望の方必見です。

この記事の要点

・あらゆるタイプの車が乗り出し50万円から購入可能

・中古車の価格は新車販売台数で決まる!オススメ5選!

・レンタカーを2回借りるぐらいなら、自家用車保有がお得!?

乗り出し50万円の車ってあるの?

乗り出し50万円の車と言っても、本当に沢山あります。
ちょっとカーセンサーを使って調べてみましょう。

※2017年6月2日現在の情報です

なんと、7万5000台もあります!!
しかもこれは、車検を新たに取得する前提の「乗り出し金額が50万円の車両」です。
仮に15万円車検にかかったとしてもOKなように、35万円を車両価格として検索しています。

ちなみに、2017年6月2日現在のカーセンサー上での全中古車の台数は、43万台。
つまり、日本の中古車の15%は50万円以下で購入できてしまうんです。

中古車コンサルタントが撰ぶオススメ5選!

1. スバル レガシィツーリングワゴン(BP型)



※2017年6月2日現在の情報

アンダー50万円の大本命が、レガシィツーリングワゴン(BP型)です。
2003年から2009年まで発売されていた、日本の代表的ツーリングワゴンです。
ツーリングワゴンの王様がなんと50万円から乗れるなんて、お買い得すぎます。

BP型 レガシィの魅力は、日本にピッタリのサイズと、走りの質の高さ!
4680mm(全長)×1730mm(全幅)×1470mm(全高)という日本にピッタリのボディサイズに、2000ccのターボモデルでは280馬力にも達する力強いエンジンを搭載しているため、長距離乗っても町中を乗ってもストレスがありません。

レガシィはスバルのフラッグシップモデルになります。
賢い車の買い方の1つに、「フラッグシップモデルを購入せよ」という鉄則があります。
フラッグシップモデルというのは、そのメーカーの最上位機種のことです。
往々にして、フラッグシップモデルはメーカーの威信がかかっているため、最先端技術や高級品を材料にして開発を行うため収益性が低くてもいい車を世に出す!という思いが強い製品が多いためです。
レガシィの本気度の高さが車体全体からにじみ出ています。

また、BP型レガシィの後続として出たBM/BR系レガシィは北米市場を強く意識しすぎて、車体が大きくなりすぎています。
そのため、国内専用モデルとも言えるサイズで本気のツーリングワゴンを出していたレガシィの最後のモデルとも言えます。
とても良く売れた人気車種だったため、現在は玉数の多さから価格が下落、そしてお買い得車両の仲間入りをしています。

2. 日産 スカイラインクーペ(CV35型)


※2017年6月2日現在の情報

CV35スカイラインは、2003年〜2007年まで日産が発売していたスカイラインのクーペ版になります。
ズバリ言うと、値落ちの理由はそのデザインから!
好みが別れるデザインのため、購入前によく御覧ください
発売当時はE34型スカイラインと比較して「なんじゃこれは!?」というデザインで評価が低かったのですが、近年になってデザイン性の良さが後からついてきた珍しいモデルになります。

兄弟車にZ33フェアレディZがありますが、Z33よりも重厚で高級感のある車になっているのが、CV35スカイラインです。
エンジン・車両の基本(プラットフォーム)はZ33と同じものを使用しており、違いは4人の乗りになていることと、室内長(ホイールベース)が伸びていることです。
Z33も値下がりが激しいですが、更に値下がりが激しいのか、CV35スカイライン
走りに関しては、有名な辛口自動車評論家の黒沢元治氏からもお墨付きをもらっている本格派です。

しかも、ATだけでなく、MTも選べて激安なのが◎
カッコよくて、壊れなくて、日本製で、走りの良い車で・・・なおかつ安い!という贅沢な方にピッタリの車です!

3.マツダ MPV(LY型)


※2017年6月2日現在の情報です。

ミニバン部門でのオススメはマツダ MPV(LY型)がオススメ!
人がたくさん載せられて、安くて、壊れなくて、ちょっとおもしろい車に乗りたい・・・という方にオススメです!
実はこのLY型 MPVは2006〜2016年まで発売されていたロングセラーモデル!
2016年まで、マツダのミニバンラインナップを支える影の実力者だったのです。

ミニバンと言えば、トヨタヴォクシーアルファード、日産のエルグランドなどが人気ですよね。
こちらと同年式・走行距離のヴォクシーアルファードを探すと、+80万〜100万見ておかないと購入は難しいでしょう。
マツダはいつも、ロードスターRX-7などのスポーツカー以外の車の値下がりが激しいのがたまにキズ。
だからこそ、ちょっとマニアックなMPVがオススメ!

他のミニバンとの違いは、「スポーツカーの発想で、ミニバンを変える」と題された開発コンセプトにも現れているように、スポーティな走りです。
マツダのラインナップはどれもスポーティな味付けですが、ミニバンにおいてもその乗り味は生きています。
人が沢山乗って、スポーティに走れて、壊れなくて、安い車をお探しの方に是非オススメしたい1台です!

4.BMW ミニ(R50型)


※2017年6月2日現在の情報

いよいよ外車も登場したアンダー50万円車!
その代表格がこの、BMW ミニ(R50型)です。
「あれ?ミニってBMWなの?」と思った方は鋭い!
実はミニは今や、ドイツのBMWの傘下にあり、開発自体もBMWが行っているんです。

経営の傾いたミニというブランドを買い取り、2001年に新たに「新生 MINI」として登場させたのがこのモデルです。
2001年〜2006年まで発売されていました。
見た目はなるべく昔のミニのまま・・・そして走りや質感は最新に!というのが魅力。

しかし、発売当初はブランドの立ち上げから新たなプラットフォームの開発まで全てを新たに行ったため、あまり品質が安定していませんでした。
購入するのは発売から2年ほどたって、各部の不具合対策が進んだ2003年以降のモデルがオススメです。
値下がりの理由は、新生ミニ誕生との触れ込みにより、日本を含めた世界中で爆発的に売れたこと。
そして、後期モデルのR55型が純粋な進化モデルとして発売されたたため、真っ当に値下がりしているためです。
後継機の不人気によって、真っ当に値下がりしない車って本当に多いんですよ・・・!)

こちらもスカイラインと同様にATだけでなく、MTも選べるため走りが好きな方は過給器(スーパーチャージャー)の搭載されたクーパーSモデルのMTを購入下さい
女性が乗っても画になる1台ですね。

5.フォルクスワーゲン ポロ (9N型)


※2017年6月2日現在の情報

こちらも超お買い得な外車、フォルクスワーゲン ポロ(9N型)。
2002年〜2009年まで発売してたヴィッツスイフト等の、Bセグメントのコンパクトカーになります。

50万円もあれば、ヴィッツやマーチなども買い放題ですが、同じ価格で輸入車に乗れてしまうのがポロの魅力!
国産コンパクトカーの立ち位置は街乗りが基本ですが、長距離移動の多いヨーロッパ生まれのポロは、日本車より長距離走行を考えて作られているため、走りがしっかりしているのが魅力です。
走りがしっかりしていると言うのは、エンジンの雑音が少ない、シートの座り心地が良くて疲れない、ハンドルから伝わってくるインフォメーションが多いなどなど・・・。

また、1990年代より、フォルクスワーゲン社は高級車のアウディブランドも展開し始め、高級車作りの知見が織り込まれ始めたのも9N型 ポロの世代からです。
値下がりの理由はこちらも、「後期型がちゃんと進化版として作られており、順当に値下がりしているから」です。
輸入車もいいけど、ミニは皆乗っているからなぁ・・・という方にピッタリの1台です!

車種ごとの維持費の違ってどれぐらい?

では、普通車を購入した後、維持費はどれぐらい違うのでしょうか。
前回のデミオ(1.3L)と、スカイラインクーペ(3.5L)で比較してみましょう!

年間で13万円、月々11,500円ほどの差が生じました。
しかし、経済的なデミオと、3.5Lもある趣味のスカイラインとの比較ですので仕方ないですね!
2万円以上の大きな差が生じたところを赤文字にしましたが、違いは自動車税と、ガソリン代だけになりました。
大きな違いが生じているのはほとんどガソリン代!
デミオはレギュラー、スカイラインクーペはハイオクですが、年間10000キロ走っても、レギュラーとハイオクの差は10000円のみです。
残りの90000円が単純な燃費の差となるので、燃費による維持費の違いが大きいことを感じますね。
逆に考えると、燃費の良い車であれば、車の排気量やサイズでの維持費はあまり変わらないということ・・・!

「あれ?普通車に乗るのなら、別にヴィッツやマーチじゃなくても良いんじゃない?!」という気になって来ませんか。
それに、月に2日以上レンタカーを借りた場合、かかる費用は約2万〜3万円。
1台当たりの維持費が3万〜4万であれば、利便性なども含めて、2回以上レンタルされている方は自家用車を買った方がお得だと言えるのではないでしょうか。
(駐車場代8000円程度で検討しているため、それを上回る都市部に関しては例外)

まとめ 〜普通車に乗るのなら、維持費は燃費に注目〜

いかがだったでしょうか。
個人的に驚きだったのは、年間10000キロ走行しても、レギュラーとハイオクによる金額差は10000円ということ。
つまり、ガソリンがレギュラーかハイオクか、ということより燃費を気にしたほうが良いんですね。
そう考えると、ハイオクだからという理由で嫌煙されがちな輸入車の方が、結果的に安い可能性があるということです。
今回オススメした私の本命は、レガシィツーリングワゴンですが、この5台であれば玉数も多くて間違いなくお買い得。

この夏、マイカーで旅行などにいってはいかがでしょうか!?
my dad's old car