自動車購入コンサルタントが教えるお買い得中古車

15台以上の車を乗り継いだ、自動車メーカー所属のコンサルタントがお買い得な中古車をご紹介します。

良い中古車はタイヤで見分けろ!

ここだけ見とけばOKなポイント教えます!

@ the helm
中古車の選び方って難しいですよね。
「修復歴ってどこでわかるの?」「前のオーナーの乗り方ってどこでわかるの?」「いい車って何?」 などなど・・・。

今回は初心者にもわかりやすく、「ここだけ見ておけば、車の使われ方がわかる!」というポイントをお伝えします。

この記事の要点

・中古車はとにかくタイヤを見ること!

・このタイヤメーカーならOK!8大メーカーを教えます!

・高級車の場合はエンブレムが変わっていないこと!

・「このまま車検を新たに通したらいくら?」と聞くこと!

とにかくタイヤだけ見ろ!

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中古車を見るポイントは確かに沢山ありますが、「どうやって使われてきたのか」を見るのに、一番良いポイントはタイヤを見ることです。
はっきり言って、タイヤを見たらその車の使われ方が全てわかると言っても過言ではありません。
いい中古車を撰ぶ秘訣は、「良いタイヤを履いていること」だと言い切ってしまってもOKです。(重要なことなので3回言いました)

いいタイヤってなんだろう?

わかりやすく言いますと、良いタイヤと言うのは・・・高いタイヤです(笑)
例えば、メーカー純正のタイヤなど。
当たり前のことですが、メーカー純正のタイヤって割高なんです。
今はインターネットを使えば、その車が最初に履いていたタイヤというのがわかる時代です。
できればディーラーで純正のタイヤを履き続けている車というのが、一番丁寧に使われていた車です。
同じ名前のタイヤを付け続けていたということは、前のオーナーさんが「安いタイヤで良いや」と思わずに、ちゃんとコストをかけて維持していた証です。

そう!タイヤというのは前のオーナーさんがどれぐらいその車にお金をかけてきたかが、わかるんです!

タイヤはケチれるからこそいい車を見分けるポイント

Right on track?

車の消耗品の中で、純正のものを装着しなくても良いものって結構沢山ありますよね。
例えばワイパーとか、エンジンオイルとか、ブレーキパッドなどなど・・・。

でも、それらの部品って変わっていても「良い物がついてるのか?」ということについてはわからないんです。
まして、エンジンオイルなんてすでに中古車屋さんが新品に変えている可能性もあります。

しかし、タイヤだけは外からでもメーカーから商品名まではっきりと見ることができるんです。
また、タイヤは自動車の消耗品の中で、最も高価なものであり、同時に安価なものが沢山世の中に溢れているものでもあります。
つまり、コストを落とそうと思ったら真っ先に安物で済ませてしまう部品ということです。

一方で、タイヤは自動車に詳しい人こそ一番ケチってはいけない部品だと考えています。
タイヤというのは自動車が地面に設置している唯一の部分で、自動車の「走る・曲がる・止まる」の全ての要素の基本になる部品だからです。
車を大切にするオーナーほど、良いタイヤを付けて安心を買っているんです。

良いタイヤ早見表

良いタイヤかどうかは、各自でメーカーのHPを見て、値段を検索したりすれば良いのですがそれすらめんどくさい!という方にわかりやすいリストを伝えます。
基本的に下記のメーカーのタイヤであればOKです (ざっくり過ぎだろ!)

BRIDGESTONE(日本)
・TOYO(日本)
・DUNLOP(日本)
・YOKOHAMA(日本)
・GOODYEAR(アメリカ)
・CONTINENTAL(ドイツ)
MICHELIN(フランス)
・PIRELLI(イタリア)

これらの主要8メーカーのタイヤであれば問題ありません
また、最近ではHANKOOK(韓国)や、KUMHO(韓国)のタイヤも純正で採用されていることがあるようです。
HANKOOK・KUMHOのタイヤを履いていた場合は、純正でついていたタイヤと同じ製品なのかチェックしましょう

また、海外の高級車については、BRIDGESTONEか、CONTINENTALか、MICHELINか、PIRELLIが標準装着の車が多いと思いますので、TOYOやDUNLOPがついていた場合は、前のオーナーがケチった可能性が高いです。

ただ、これらのメーカーのタイヤを履いていても、ひび割れてボロボロな場合は購入を控えましょう
長期間乗っていなかった可能性があります。
また、タイヤという重要な部品が劣化していても気にしない、自動車に無頓着な方が乗っていた可能性があります。

なお、溝が減っているのは通常の消耗なので気にしなくてOKです。
自分が購入してから良いタイヤを履かせてあげましょう。

スタッドレスタイヤってどうなの?

Cold Tyres

雪国で購入する場合や、冬に購入される場合以外はやめておいたほうが良いです。
1年中スタッドレスを履いている自動車も見かけますが、それはタイヤをケチっている証なので、上記8メーカーのスタッドレスタイヤでも、購入時に「夏タイヤはありますか?」と確認しましょう。
夏タイヤも別にあればOKです!
夏タイヤがある場合は、たまたまスタッドレスのまま売りに出した可能性が大です。
ただ、その場合は、夏タイヤの銘柄も可能であればチェックして下さい。

また、夏や秋にスタッドレスタイヤのまま売れ残っている車がある場合、それは何かしらの理由で購入者が現れなかった車両である可能性が高いです。
注意深く見ておきましょう。

高級車の場合は、エンブレムもあわせてチェック

370GT FOUR

高級車の場合、リアのトランク部についている車両のグレードエンブレムが変わっている場合がないかチェックしましょう。
例えば、先日紹介したCLSには、CLS350と、CLS550などがあります。
前のオーナーが見栄で高級車に乗っている場合、エンブレムだけ上のグレードに変わっている可能性があります。

そのような場合は、維持にはお金をかけていなかった可能性が考えられますので注意が必要です。
大体の場合、エンブレムが変わっている車両はタイヤも安いものが着いている可能性が高いんですけれどね・・・。

ただ、チューニングとして、エンブレムをあえて外している車両もあります
その場合は、前のオーナーが「車をスッキリ見せたいから」という理由で外している可能性もあるので、その場合はタイヤをチェックです!

最後にひと押し!これだけ聞いとけばOK!

良いタイヤを履いていて、車もきれいそうだな・・・と思ったら最後に聞いて欲しい一言があります。
それは、「今の状態で下回りの部品交換しないで車検通りますか?」ということ。
車体下にあるゴム系の部品や、サスペンション周りの部品にも、車検時にチェックされる部品が沢山あります。
それらの部品がちゃんと変わった状態で売ってくれるのか確認しましょう。
最悪の場合、購入から1ヶ月もしないで「サスペンションのダンパーからオイルが漏れているから、40万円の出費です!」なんてこともありえますからね。

特に、車検残り1年〜半年で購入する場合にはこの言葉をちゃんと聞いておきましょう。
新たに車検を取得して購入する場合にはタイヤだけ見ておけばOKですね。

まとめ 〜とにかくタイヤだけはまずチェック!〜

タイヤだけ見ておけば、その車の使われ方の8割は見えてくるでしょう。
「車のプロほど足回りから見る」と言われるのはこういうところがあるからですね。
意外にも町中で売られている中古車の多くが、中国やタイなどから輸入された安いタイヤを履いている事があります。

安いタイヤが悪いというわけではありませんが、できれば維持費をかけて大切に乗っていた中古車を選びたいところ。
ぜひ、初めての中古車選びの際は注意してみて下さい。
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